enひかり(株式会社縁人)が国内最安級の1Gbps光回線+固定IPサービスを提供していた!

2018年9月15日

光回線で安い固定IPが欲しい。。。

集合住宅の共用タイプだと二重NATになっていたりして、DynamicDNSだけでは自宅に設置したラズパイや監視カメラへの接続ができない(>_<)。

ということで固定IPが使えて安価な1Gbps光回線サービスを探していたら、発見しました!

これ。↓
公式サイト

 

サービス内容がかなりおもしろかったので、色々気になる所を調べながら深く掘り下げてみました!

 

enひかりって何?

「enひかり」は、業界最安値水準のインターネットサービスを提供する光コラボレーションサービスで、

  • フレッツ光と同じ「上り下りで最大1Gbps」の光回線が使用できて、マンションタイプだと「月額3300円
  • 提供エリアもフレッツ光と変わらず全国OK
  • またこのご時世には珍しい「2年縛りとか解約金・違約金がない」サービス
  • 固定IP+700円でつけられる。
  • IPv6対応+180円でOK
  • enひかり電話・enひかりテレビ(地デジ・BS)など付加サービスも充実
  • 契約者はモバイルWi-Fiルーターを3泊4日無料でレンタルできる(←これ凄くないですか?)

という、なんとも独特なサービスを展開しています。

 

enひかりがオススメな人

サービスの特徴を調べてみた結果、以下に該当する人には凄くハマると思います。

  • 固定IPを国内最安級で手に入れたい人
  • 複雑なサービスの組み合わせとか比較するのが面倒、シンプルな契約がいい人
  • 契約解除の違約金にやるせなさを覚えた人(大学生の1人暮らしや単身赴任、あるいはちょくちょく引っ越しする人は特に)
  • MVNOの格安SIMを使っていて旅行先で通信量制限にあいたくない人(掘り出し物!)

細かな情報は「公式サイト」を見てもらえればわかるのですが、これはオモシロイ!と思った内容については、後半の「enひかりのココが凄いと思った」にまとめているので気になる方はそちらをどうぞ(^o^)

光回線の月額費用を比較をしたものがこれ。

組み合わせると〜とか、何ヶ月までは〜とか何も無くて、シンプルに3300円/4300円!!

 

1Gbpsの回線の世界は一度体験するとクセになるが、、、

OSEEEEEEEEE!!!!!!(※遅い)

と叫んだ100Mbpsの共用回線。

100Mbpsの回線でも実効速度が20Mbpsくらいあれば、動画もまぁまぁ見る事はできます。
しかし、、、他の住人が回線に負荷をかけてると読み込みに時間がかかる。。。
(何分も待つというわけでは無いんですけどね)

以前は「世界最速インターネット NURO(2Gbps)」を契約していて、速いときは980Mbpsとか出ていたので、数十MBクラスのファイルのDLがほんとに一瞬。画像ファイルでもDLするぐらいの勢いで「スポン!」とダウンロードできていましたwww

当然動画の読み込みなんかも快適で、途中で止まるなんてことはありませんでしたね。

もう、ことあるごとに、

HAEEEEEEEEEEE!!!!!!!!(※速い)

と感動していたんです。

だがしかし!

月々5000円を超える支払いに加えて、ひとり暮らしだとせっかくの高速回線でも1つのPCで1Gbpsまでしか使わないのでもったいない!と気付きました。

  • 注1)そんなの最初からわかるだろwと思われますが、使ってみたかったんです(^^;
  • 注2)しかも、2年契約なので引っ越しの時にあわや違約金が発生する所だった。

で、引っ越しを機に集合住宅の共用回線タイプにしてみたのですが、、、冒頭のOSEEEEEEE!!!!になるわけです。

そいう経緯を経て、1Gbpsの光回線で、しかも固定IPが安く付けられるサービスはどれだろうかーとネットの世界を放浪して最近見つけたのがこのenひかりのサービスでした。

 

enひかりのココが凄いと思った

マンションタイプで月額3300円という価格もさることながら、enひかりが提供しているサービスを調べていて凄く特徴的でいいなーと思ったことが3つありました。

その1. 固定IPも国内最安級(700円/月)で料金もわかりやすい

月額費用に+700円で固定IPがつけられるのは今の所最安だと思います。
しかも料金体系がシンプル。

実際、他社のサービスを調べていてウンザリした、と言うのが本音です。

「〜の場合は○円になって、〜のサービスとキャッシュバックを組み合わせたらxxが良くて、でも2年縛りで、、」などなど。既存の回線契約に追加できるのか、新たな契約が必要なのか、プロバイダ費用に含まれるのか・含まれないのか。

うーん、お腹いっぱい(´д`)

それでもどうにか頑張って調べたところ、

  • 低価格を謳っている固定IPサービスは、おおよそ+1000円〜1200円/月ぐらいが一般的(初期費用は別)。
  • 他で安そうなのはASAHIネット800円/月(初期費用800円)。

enひかりは月額700円ですが、初期費用が2000円かかるので、仮にASAHIネットと比べた場合、差額の1200円が埋まるまで12ヶ月。
ところがどっこい、ASAHIネットの光コラボ回線はマンションタイプが月額4080円なので、enひかりが780円安い。そうすると、実は12ヶ月もかからなくて、2ヶ月目には追い抜いてしまいます。

そこから先はenひかりがどんどんお得になる計算です。

固定IPを使いたい人には断然オススメ(^o^)

 

その2. 途中解約による違約金が無い!

2年縛りとか途中解約による違約金が無いので、突然の引っ越しとか賃貸契約の期間が微妙な時期であっても気兼ねなく利用開始できるというのは凄く魅力的。携帯電話もインターネット回線も2年縛り3年縛りや違約金を請求してくる中で、それが一切無い。正直ビックリです。

システム上は短期契約も可能ですが、初期費用や申込み等の各種手続きその他諸々があって逆に高くつく場合があるので、特に何もなければずっと使い続けるというのが良さそうです。

先にも示した通り、固定IPを使う場合でも他社の安いサービスを2ヶ月で追い抜いてあとはずっと安いままなので、途中解約する理由はほとんど無いでしょう。

もらったパンフレットにはご丁寧にシミュレーションが掲載されていました。
※訪問工事有りの最も初期費用が高い場合で示されているのが良心的^^

料金シミュレーション

 

その3. モバイルWi-Fiの無料貸出サービスがある

最初は「ふーん」とスルーしていたんですが、よく考えたらこれ凄いサービスでは!?と気付きました。

1日390円(最短1泊2日)からレンタルできるモバイルWi-Fiのサービスで、契約者は年3回まで+3泊4日分(コースにより最大1960円)が無料になる。しかも、3つの電波(UQWiMAXの無制限、WiMAX2+の高速通信、au 4G LTE で月7GB)を利用可能で、日本全国で使えるとのこと。

※往復送料870円が別途必要。au4GLTEの電波が使えるコースは1日490円、それ以外は1日390円のコースが使える。

ということは、通常だと3810円(490円×6日+870円=3810円)かかるモバイルWi-Fiルーターのレンタルが、高速通信が7GB分使えて、5泊6日の利用で1850円になる計算。(490円×(6-4)日+870円=1850円)

※しかも、今なら通常1日490円のコースが1泊2日で490円のキャンペーン中(2日分の内、1日分が無料)。つまり、5泊6日の利用で1360円になる計算((6-4-1)日×490+870=1360円)。

3810-1360=2450円お得!
詳細は公式サイトへ

 

特に、MVNOの格安SIMで容量制限が厳しい人、毎月制限ぎりぎりで使っている人が、たまに旅行に行くときに使うなんて時はうってつけだと思います。

Googleマップ使ったり、お店調べたりと、かなりパケット消費しますが通信できないと不便。低速通信モードでもたもたしていたら一緒に旅している彼女や友達にも迷惑をかけてしまうなんて事態も。

ドコモやauのスマホの契約だと臨時に容量追加する場合は1GB辺り1000円かかるので、最高7000円分の高速通信が1850円でできちゃうと考えれば、これって凄くお得なんじゃないかと。

他にも長距離移動中の車内で、子供たちに気兼ねなくタブレット(あるいはNindendo Switch)と戯れてもらって、自分はストレス無く運転できる、などなど使い方次第では価格以上のメリットが出そうなサービスだなーと思いました。

 

なぜ安いのか?

フレッツ光と同じ回線を使っていて同じ回線品質なのになぜ他よりも安いのか、疑問に思ったのであれこれ調べて推測してみました。

NTTコラボ(光コラボレーション)

公式サイトに書いてあった説明で、初めて知りました(笑)

ザックリ言うと携帯電話で有名になったMVNOの格安SIMと似たような仕組みです。
NTT東西から光回線を借りた事業者が、独自のサービスとして値段も含めて自由度の高いサービスを提供できるようになっているとのこと。

事業者間で競争になっていて、各社が知恵を絞って多様なサービスを展開している状況。
NTT東日本のサイトを見たところ、2018年9月1日現在で、その数なんと540社!!

ということで、ポイントの一つ目は、参入企業が増えて多様化し競争原理が働いているからだと考えられます。

パソコンを例に取ると、OS以外に山ほどいろんなソフトがプリインストールされていたりしますが、人によっては全く使わないものばかりであったりします。

光コラボによって多様化する中で、不要な部分を取り除くことで低価格化を実現しているのでは?と思います。

 

固定費を少なく抑える企業努力

おそらくコレが一番大きい低価格化の要素だと思います。

世の中の様々な事業形態を眺めたときに、固定費を下げるというのが共通して重要なポイントになってきます。

固定費の最たるものが「人件費とリアル店舗費用」。人が多くてリアル店舗(事務所も含む)が多い大規模な事業者は巨大な固定費を賄うためにかなりの費用が必要になるので、その分を商品に上乗せしないとやっていけなくなる、という構造です。

最近の流れを見ているとよくわかります。

一昔前まで一世を風靡していた家電量販店や中古品売買のお店、どんどん縮小しています。
電化製品でも本でも、少しでも安いインターネット通販で買う機会がほとんどだと思います。

ということで運営会社をぐぐってみたところ、enひかりを提供しているのは「株式会社 縁人」という会社。
従業員15名(業務委託含む)という超コンパクト(!?)な会社のようです。

株式会社縁人のサイトより(http://縁人.jp/photo.html)

この少人数で対応しているからこそ、安いサービスを提供できているのだろうと納得しました。

 

そうは言ってもデメリットもあるのでは?

プランを見比べていると、中にはデメリットに思えるかもしれないことがありました。

enひかりであまりお得にならない人

enひかりであまりお得にならない可能性がある人がいます。思いつく限りでは以下の2パターン。

家族割りが適用される人

既に光回線を引いていて、大手キャリアのセット割り(光回線+携帯電話回線の家族割など)が有効になっている人は、割引きが複数効いてくるのでenひかりにしても大差ない(やや高くなる)場合があります。その辺りは使っているサービスの説明書きをじっくり見て検討するのが良いと思います。

細かい比較検討が苦にならない人

細かい契約やサービスの仕組みを調べて理解して、詳細に比べて、、、という地道な作業が苦にならない人は、もっとお得な方法が見つかるかもしれません。

管理人は昔、「キャッシュバックがあってトータルではお得だよ!」という他社のキャンペーンを使った事もあるのですが、、、キャッシュバックの申請が14ヶ月後とかになっていて、結局忘れててキャッシュバックを受けられなかった苦い経験があるので(笑)

下手したら損してしまうサービスよりも、分かり易くて安いここのサービスに魅力を感じました(^o^)

 

運営会社の規模が小さいけど大丈夫?

回線の品質については、NTT東西のフレッツ光回線を使っているのでまず問題無いでしょう。あとは、規模が小さい(人が少ない)けれど事業がしっかりしていて継続されているか?という点を考える必要があります。

「株式会社 縁人」の会社概要によると平成19年10月1日設立なので、もうすぐ設立して11年になるようです。

10年以上続いているということはしっかり事業が成り立っている証!

従業員の方々の写真が掲載されているのもちょっとした安心ポイント^^

株式会社縁人のサイトより(http://縁人.jp/photo.html)

 

また、電話窓口でも対応してくれるのか気になったので、週末に問い合わせの電話をしてみました。

はじめ呼び出し時間が少なかった(数コールで切った)ためか繋がらなかったのですが、それから1分もしないうちに先方から電話をかけ直してきてくれました。

凄く対応が早くてちょっとビックリwww(大手企業のコールセンターで延々と待たされることはざらなので、それに比べると凄く新鮮でしたw)

 

なぜ固定IPが必要だったか

単に光回線が使いたいだけでなく、固定IP(グローバルIPアドレス)を探していたのには理由があります。

自宅外・出先から自宅ネットワークの各種サービスにアクセスしたい

私の場合、外から自宅ネットワーク内のRaspberry Pi他、各種サービスに自由にアクセスしたいと思ったのがきっかけです。

例えば、

  • mjpg-streamerを使って自宅警備カメラ(Raspberry Piに接続したCamera)の映像を見る
  • Grafanaを使って自宅のラズパイに蓄積したデータを見る
  • 自分用の超大容量オンラインストレージを作る
  • PBX(Asteriskなど)を設置してどこでも内線IP電話を実現する

などなど。

自宅内のプライベート(ローカル)IPは、自宅ネットワーク内からしかアクセスできないので、外部からアクセスするにはどうしてもグローバルIPアドレスが必要になってきます。

画面を見るだけならTeamViewerを使う手(スマホからのアクセスはできるけどつらいレベル)もありますし、Webサーバーを立てるとか、ちょっとした自分用クラウドストレージ(ownCloudとか)をお手軽に用意するといったことであれば、はっきり言って専用サービス(Xserverとか)を使った方が良いでしょう。

それでもなお、自前のサーバー(サービス)に惹かれるかというと、

自由度が高くて制限が無いから!

例えば超大容量オンラインストレージを用意したいと考えたとき、今時1TBのHDDなら4000円〜5000円で、2TBでも5000〜6000円で買えちゃいます。

有名なクラウドサービスと比較すると、iCloudだと2TBで1300円/月、DropBoxだと1TBで1200円/月なので、設備投資は半年もしないで元が取れる計算です。

レンタルサーバーにオンラインストレージを置くこともできますが、転送量の制限(1日に40GB〜100GBぐらいに設定されている)にひっかかってしまうので大容量ファイルを頻繁に扱う用途には厳しいです。

 

Dynamic DNSが使えない(NATを超えられない)問題

そして、固定IPにこだわる一番の要因が「Dynamic DNSが使えない」という環境です。
いわゆる「NATを超えられない!(二重NAT問題)」ってやつです。

Dynamic DNSは、固定IPが無くても動的に変化するIPを専用のDNSに通知して外部から接続できるようにしてくれるサービスで、無料で使えるモノもあります。

※無料で使えるモノには注意が必要で、過去には「マイクロソフトがNO-IPドメインを差し止めた」なんて事件もありましたから、セキュリティの問題や突然のサービス停止などは気にしておいた方が良さそうです。

Dynamic DNSが使えれば固定IPが無くても外からアクセスできるようになるので万事解決なのですが、私の場合、集合住宅の共用回線を使っているので、自室のルーターとインターネットの間にもう1つ「自分でコントロールできないルーター」がNATを構成していて、ポート開放やポート転送などができない状態です。これだといくらDynamic DNSを使っても、外から自室のサーバー(ラズパイなど)に接続することはできないのです。

その結果、解決する方法として、契約しているインターネットサービスプロバイダに追加料金を払って固定IPを入手するという選択肢を考える必要が出てきました。

 

セキュリティ対策の観点から

むしろセキュリティ的に気をつけることが増えるだろ?と意外に思われるかもしれません。

確かに自宅のサーバーに外からアクセスできるようにするという点ではリスクがあがります。ただ、私のようなサイト管理者には別のセキュリティ向上につながるメリットがあります。

それは、

公開サーバーにアクセスできるIPを制限できる」というメリットです。

巷では海外からのクラッキングでWebサイトが改竄されたーと言ったニュースを目にすることがあります。

自宅のネットワークが固定IPを持っていたら、自宅からのアクセスだけ許可するといった設定をすることで、パスワードが破られて外部から侵入されるという事態を防ぐ事ができるのです。

 

まとめ: enひかり(株式会社縁人)は固定IPと1Gbpsの光回線が業界最安級で使えるサービスだった

ラズパイに外からアクセスできるように固定IPが取れる光回線を探していたら、業界最安値水準で固定IPを入手できるenひかりを見つけました!

知名度はまだそんなに高くない(管理人もつい最近まで知らなかった)株式会社縁人という会社が提供するサービスですが、実際に調べてみると確かに光コラボで月々の回線費用が安いだけでなく、2年縛りや解約金も無く固定IPが格安で手に入ったりIPv6対応オプションがあったりモバイルWi-Fiルーターの無料貸出があったりとユーザーに嬉しいサービスを展開していることがわかりました。

もし固定IP(グローバルIP)が欲しくて、なおかつ安価な光回線契約を探しているならば検討の価値ありだと思いますよ!

それではみなさん、よいインターネット生活を!( ^o^)ノ